三兎追えそうなら三兎追おう

目の前に三兎現れて躊躇したら最終的に何も残らなかった。

婚活頑張ったおかげなのか、何の巡り合わせなのか、3人いい人が現れた。

Xデーを軸に振り返ろう。

1人目は、こんにゃくくん。二度目のふたり飲みが週末に控えている。（Xデーから4日後）初回飲みが好印象だったので二度目は私から誘った。毎日連絡はとってないけど、私が好感持ってるのは多分気づいてると思われる、フリーランスのお方。

2人目は、リズムくん。友だちの旦那の趣味バンド仲間で、先週末ライブ行った際に素敵だと思った。そしてこのXデー当日に、紹介したいと友だちが連絡をくれた。（リズムくんは好青年なのにシャイだから何とかしたいらしい。公務員です）

3人目は、貴公子くん。協力会社のエンジニアで、Xデーから遡る事3日前に仕事の結構やばめのピンチを助けてくれた人である。その時優しさも垣間見えて、惚れたかもしれんと思った。Xデーのタイミングで最も気持ちが盛り上がっていた相手である。

さて、私は決断を迫られた。

リズムくんを紹介してもらうか、紹介してもらわないか。

はっきり言って、公務員で趣味バンド（健全）で、シャイだけど真面目で優しい、彼女はいない、好きなアーティストはくるりと聞いて、ええやん！という感想しか出てこない。（実際見た感じも良さげだった）

だけど、この時はめちゃ気持ち盛り上がってる貴公子くんの事しか考えられない＋週末はこんにゃくくんと会うという状況。

こんにゃくくんと会うのすら、若干億劫になり掛けていたというのに、さらに連絡する人が増えるのは、どうなんだろうと。

こんな気持ちで中途半端に連絡とるなんて、相手にも友だちにも失礼だよなぁと。

でも、こんな良さげな人紹介してもらう機会はもうないかもしれない。

はっきり言ってこの日は仕事どころではなかった。

なんでこんな一度にムーブメント来るかな、いつも凪なのに。せめてもう少しばらけてほしかった。

考えても考えてもベストアンサーが分からないので、一度冷静に分析しようと思った。

↓↓

こんにゃく リズム 貴公子
可能性 50 50 20
好き度 60 50 80
安定性 20 80 70
相性度 70 50 50（50は不明）
魅力度 70 60 80
270 290 300

難易度 50 40 80
リスク 0 80 80

50 120 160

差引

220 170 140

↑会社のトイレにこもって真剣に考えた結果

こんにゃく（敬称略）はリスクは少ないけど、気持ちは正直薄れてきている。しかも職はフリーランスで安定していない。（元彼ニートが何言うかという感じだが）

貴公子は今一番あついが、かなり近しい、今後もずっと関係性は途切れない取引先の方なのできっかけ作るのがかなり難しいし、こけた時の気まずさは想像するだけで地獄。

リズムは友だちの紹介の為、興味が薄れた際の対応は慎重にならなければいけない。そういうの考えるのが今はちょいと面倒なのも事実。でも、良さそうなのは間違いない。どうしよう。

↑答え出ず。

分からなすぎて、付き合いの長い友だちにこれを送って客観的な意見を求めてみた。（迷惑やな）

すると、

貴公子いけ、こんにゃくは継続、リズムは時間の無駄だ

という返事が返ってきた。

なるほど、、

でもリズムを簡単に捨てるのは惜しいと感じる自分がいた。

ただ候補を2人にする、というのはかなりヒントになった。

感謝を述べつつこの日は少し早めに仕事を切り上げて、産休中の同僚にも電話で相談をすることにした。

貴公子は会社の関係的に厳しそうなので妄想で楽しむだけにしたらどうか。

リズムは絶対に確保。こんにゃくは継続。

という返事が返ってきた。

人によって意見変わるもんやで。

最終的に私が決めた事は、

・候補を2人にする

・貴公子は残す

・週末のこんにゃくとのコミュニケーション次第でリズムとの連絡をどうするか決める

↑これ。

だけど、これがいけなかった。

友だちに、リズムの提案嬉しいんだけど、立て込んでるから時期ちょい検討させてくれ、と伝えた。友だち了承してくれたが、友だちはこんにゃくも知ってるので、こちらの意図読んでくれた。

意図読んでくれたからこそ逆に、翌週に紹介してくれとは言えないやと気づいた。了承の返信を見て、あ、これ縁消えた、、と感じた。

するとなんて事だろう。その後こんにゃくから、仕事入ったから週末の予定リスケさせてくれ、また連絡する、という連絡がきた。

（また連絡する、と言われている辺りこちらから候補日出しづらい。というか私から誘ったくせに前日までなんのアクションもしてなかった。そりゃ頓挫しますわ、、）

貴公子くんには、勇気を出していつもより特別感出した、感謝の連絡をしてみた。「あの日はありがとうございます、助かりました、一同感謝してます」と。

文面15分くらい悩んで送ったのに、30秒後くらいに「いえいえ、勉強になりました」という返事がきた。

全然特別感伝わっておらずでした。

思い切って「◯◯さんて優しいですよね、ありがとうございます」と送ったものの、返事なし。（シメの連絡と思われたかと）

おわた

全員の可能性が消えた！

二兎に絞ろうとしたのがダメだった？三兎全力で追えばよかった？

とりあえず次は、紹介の話があったら選択の余地なしにありがたく頂戴しようと思った。

誰にしようかな？なんて選べる立場ではない。誰か頼む！ゾーンに入れてくれ、と可能性に全力で向かって行くしかないのだねきっと。

悲しいが勉強になりました。おしまい。